アクション映画の主人公は若い男性俳優が一般的ですが、
この映画では、女主人公パク・ソダムがカーアクションを展開する。
アイスコーヒーを飲みながら涼しげな顔で、
凄まじいドライビングテクニックを披露していくのには画面から目が離せません。
タイトル | パーフェクト・ドライバー / 成功率100%の女 | |
韓国語 | 특송 | |
公 開 | 2022年1月22日 | |
脚 本 | パク・デミン | |
演 出 | パク・デミン / キム・ボンソ / パク・ドンヒ | |
話 数 | ||
出演者 | チャン・ウナ | パク・ソダム |
ペク・カンチョル | キム・ウィソン | |
キム・ソウォン | チョン・ヒョンジュン | |
チョ・ギョンピル | ソン・セビョク | |
Andmore | ||
配 信 | U-NEXT / primevideo | |
公式サイト |
キャスト
チャン・ウナ / パク・ソダム
特殊配送会社「特捜」の凄腕ドライバー。
お金の為なら何でも運び「成功率100%」を誇る運び屋。
元 脱北者
ペク・カンチョル / キム・ウィソン
廃車処理会社ペッカン産業
郵便や宅配で送れないものをあらゆる手段を使って届ける、特殊配送会社「特送」を運営する社長でもある。
元 脱北ブローカー
キム・ソウォン / チョン・ヒョンジュン
海外逃亡を図る父ドゥシクに300億ウォンの入った貸金庫の鍵を託され、
悪徳警官達に命を狙われているウナに託された「返品不可」の少年。
キム・ドゥシク / ヨン・ウジン
元プロ野球選手で現在はスポーツ賭博の八百長ブローカー。
賭博組織の事務所から300億ウォンが入っている貸金庫の鍵を持ち出し悪徳警官達に追われている。
ハン・ミヨン / ヨム・ヘラン
鋭い洞察力を持つ国家情報院。
悪徳警察官達と協力してウナを追うが真実を見極める。
かつてウナが脱北した際に審査を務めたていた。
アシフ / ハン・ヒョンミン
ペッカン産業の自動車修理士。
廃車を修理して「特送」用の特別仕様の車へと仕上げる。
ウナに憧れ?尊敬していて彼女の為に尽くしてくれる。
あらすじ
ペッカン産業の従業員ウナ(パク・ソダム)は、郵便や宅配で送れない物を指定の場所に時間通りに届ける
「特送ドライバー」
天才的ドライビングテクニックを持つその腕は「成功率100%」を誇り運べないものはないという。
ある日、彼女が引き受けた依頼は海外逃亡を図る賭博ブローカーとその息子
しかし思わぬアクシデントにより依頼人不在のまま
ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の入った鍵を抱えて追われる羽目になる。
貸金庫の鍵を狙う悪徳警察官達。
脱北の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院。
命がけのカーチェイスは予測不可能。
あとがき
裏社会の運び屋・逃がし屋は、悪役専門俳優専門の役どころだろうに、
それを「若い女優」にカーアクション込みで演じさせる発想が斬新でした。
冒頭で客2人を拾い港まで時間どおりに届けるシーン。
旧式のBMW5シリーズを操り夜の釜山の街を駆け巡る。
アクセル・クラッチ・ブレーキ・ギアチェンジ・サイドブレーキを操るその姿には見惚れる。
この一連の動作に効果音もピッタリついていて、
さらに事細やかに撮影されていてカメラワークの素晴らしさにも感動する。
運転シーンは代役だよね?
でもソレを感じさせない位にウナの運転シーンが素晴らしい。
「悪徳警察官&違法賭博士」のせいで暴力画面が若干キツいのだが、
ウナの戦う姿に「ただの脱北者」じゃないだろう?的に見せ場は満載。
ウナ 訳 パク・ソダムとソウォン 役チョン・ヒョンジュンは、
「パラサイト 半地下の家族」(2019年、ポン・ジュノ監督)にて、
それぞれ家庭教師と教え子の役で共演しており今回 再共演なので息もピッタリ。
命がけで助けるシーンや最終シーンは涙腺が緩んでしまうかもです。
本作品は202年に公開される予定でしたがCOVID19のパンデミックにより延期され
2022年1月22日に公開されたそうです。
近頃 見た韓国映画の中でおすすめ作品となります。
※blog内では各 俳優さんを呼び捨てに書いておりますが、
各々の俳優ファンの皆様を尊敬しておりますのでご了承下さい