「ワンダフルワールド / 원더풀 월드」
2024年 春 Disney+にて公開された作品。
「만찢남(マンチッナム)/演技ドル」のチャ・ウヌが出演しているのは知っておりましたが、
ドラマのジャンル的にヒューマン? サスペンス?
いくらチャ・ウヌでも「ごめんなさい無理です」と避けていた作品でした。
タイトル | ワンダフルワールド | |
韓国語 | 원더풀 월드 | |
放 送 | 2024年 | |
脚 本 | キム・ジウン | |
演 出 | イ・スヨン | |
話 数 | 14話 | |
出演者 | クォン・ソンニュル | チャ・ウヌ |
ウン・スヒョン | キム・ナムジュ | |
カン・スホ | キム・ガンウ | |
ハン・ユリ | イム・セミ | |
Andmore | ||
配 信 | Disney+ | |
公式サイト | https://m.imbc.com/program/1006381100000100000 |
相関図
主演俳優のキム・ナムジュとチャ・ウヌの年齢差は26歳差。
チャ・ウヌとイム・セミは〈女神降臨〉以来約4年ぶりにの共演。
あらすじ
心理学の教授で有名作家のウン・スニョン(キムナムジュ)
ニュースキャスターの夫と最愛の息子「誰もがうらやむほどの完璧なしあわせな暮らし」をしていた。
ある日 突然 最愛の息子がひき逃げ事故に巻き込まれ、わずか5歳にしてその命を終えてしまう。
この悲劇により彼女は深い絶望と怒りに苛まれる。
事故を起こした犯人の言葉には重みは感じられず裁判自体に違和感をおぼえる。
謝罪の言葉も息子や家族に向けられたものではなく、怒りと悲しみにかきたてられたスヒョンは自ら復讐を果たし
「完璧な幸せな日々が崩れ去り地獄がはじまる」
火災事件の遺族として出会ったクォン・ソンニュル(チャ・ウヌ)彼の背後には暗い過去と秘密が隠されている。
彼は裕福な家庭で育つも彼自身の「ある事件」をきっかけに辛く険しい道のりを歩むことになる。
自身の感情を押し殺した影のある青年だ。
自身にかかわる「ある事件」の復讐の為に、ウン・スニョン(キムナムジュ)に近づき、
一番残酷な形での復讐の機会のタイミングを待ちわびている。
スニョンとソンニュルは、意見の対立や誤解もあったが互いの事件の共通点に気付き、
共に困難を乗り越える中で強い絆が芽生える。互いの痛みを理解し支え合うことで、確執は信頼へ。
共に戦う「同士」へと変わっていく。
二人は協力して事件の真相を追い求め、ひき逃げ事故の背後に隠された陰謀や秘密を解明し復讐していく。
その過程で多くの犠牲と苦しみを経験し、それぞれが大きな成長を遂げる。
「ワンダフルワールド」は、母としての愛と正義感、そして人間の強さと脆さを描いた
サスペンスとヒューマンドラマの傑作です。
スニョンとソンニュルの成長と絆、そして彼らを取り巻く人々の人間ドラマが、
皆様のの心を強く揺さぶることでしょう。
ソンニュルの家
1話目の冒頭のシーン(車のアクセルを踏みしめるところ)
あのシーンで「えっ?ココ梨花洞じゃん」またここ?!
思わず大きな声がでてしまった。
数年前に早朝の梨花洞をブラブラと散策していたのでよく記憶しておりました。
この場所が、後にソンニュルの家の場所ってわかるのですが、
ドラマのタイトルは忘れてしまったのですが数々のドラマに出てきますよね。
住所的にいえば、
Espresso Bar ODEOKSAE
에스프레소바 오덕새 (エスプレッソバーオドクセ)
ソウル特別市鐘路区梨花洞9-245
Tel:0507-1427-5558
NAVERの地図の写真は2024年4月になっていたので、ドラマの撮影後の風景ですね。
梨花洞自体がドラマの撮影地によく利用されていて、
坂から上にのぼると、路上美術館と名高い梨花洞の壁画村。
パって思いつくだけでも、
イドゥナ
ボーイフレンド
ワンダフルワールドでソンニュルのお家として出てきたら、木の柵の後ろにこの絵が隠れているのがわかります(笑
当時、どうやって座っているのか不思議でしたが立体的でした(笑
純情に惚れる
匂いが見える少女
屋根部屋のプリンス
あの建物の壁画に「うわぁ~ドラマと一緒」呟きながら、座っている感じの絵ってこうなっているのね。
人のお家なのにベタベタ触りながら写真を撮っていたのをよく覚えています。
たまたま今回のblogを書くのに地図で検索をかけたら飲食店だったことにビックリ!!
カメオ出演
ちょっと驚きだったのが、ユリの毒親役って、
チョ・ヨンヒ (조연희) だったのですね。
最近だと「千ウォンの弁護士 / マイデーモン」
最初、見たコトあるような・ないような「声」で理解しました(笑い
イメージが違いすぎてコレはわからなかった。
ロケ地
ある程度、調べたのですが「チャ・ウヌ」ファンの皆様はドラマのロケ地巡りとかされるのですかね?
このドラマ撮影地の範囲が広すぎて「足跡巡りの段じゃない」勝手に判断。
皆様が普段 行かれそうな? 通りそうな橋をピックアップ
韓国の象徴「漢江」 そういうこともあるのか色々なドラマの中で橋を渡るシーン多々ある。
私自身が漢江にかかる様々な橋を渡っている時「ドラマと同じ風景あぁ韓国にいるんだぁ」と幸せを感じる。
そのせいか漢江にかかる橋オタク?!
西江大橋 ここは通ると思われます。
銅雀大橋 ここはよく通ると思われます。
青羅公園フラワーミュージックアイランド
ここは仁川だから行かれる人少ないですよね。
雪岳大橋
ここも江原道だから遠いか・・・
江南・江西・京畿道・江原道・仁川 とにかく広域すぎ(驚
ソンニュルのお家「梨花洞」が一番わかりやすく近かったです!!
あとがき
私自身が「ネタバレや詳しいあらすじ」をこのまないので、
このblogでの表現の物足りなさを感じるかもしれないのですが、
ものがたりは、過去に秘密を抱えた男女が繰り広げるサスペンスドラマなのですが、
ストーリーがヒューマンドラマのように「悲劇というより美しかった」
同じ傷を持ったもの同士が、様々な困難に立ち向かいながらも人が人らしさを守る為に奮闘し、
互いに揺るぎない愛を確かめ合う物語。 この場合の「愛」ではなく大きな愛の形をあらわす。
お相手がキム・ナムジュなので正直ゴリゴリのサスペンスだと思い込んでいました。
私の中でサスペンスの女王? 冷たくて美しい表情の人。
だったのですが、画面の中の彼女を見て思わず「綺麗」と呟いてしまったくらいに人間味があり美しかった。
ウン・スヒョン(キム・ナムジュ)とクォン・ソンニュル(チャ・ウヌ)
主人公の2人はお互いに許されることのない痛みや傷を抱え生きていく。その世界観は悲劇という言葉でつきる。
近頃のドラマは、絶望・疲弊を感じ復讐していくドラマが多い中、
「同じ痛みを持つ」2人が、壮絶な悲痛を乗り越えて「同士」に変わっていく過程が本当に美しかった。
でも、この美しかったには微妙に意味があるというか・・・
主演俳優のキム・ナムジュとチャ・ウヌの年齢差は26歳差であり、
ご当地 韓国では、彼らが演じたキャラクターがラブラインであるかどうかについて、
番組の放送前にいくつかの論争があったそうです。(“ラブライン”とは恋愛要素を意味する言葉)
というのも、チャ・ウヌは「恋愛ジャンル」の作品に出演が多いから・・・。
お相手のキム・ナムジュはそれを意識して、ゲストとして出演した〈ユー・クイズ・オン・ザ・ブロック〉では
「そのような設定ではないから心配しなくていい」と言われたとのこと。
ドラマの内容的には「復讐劇でラブストーリーではない」断言してもいいのですが、
時より「いやぁ、コレ結ばれるでしょう?」的に感じてしまうのですよ。
「2人の間にラブラインが形成されていない?!」
微妙なラインを感じてしまったのは私だけですかね?!
「만찢남(マンチッナム)/演技ドル」etc
数々の異名を持つチャ・ウヌが体当たりで演じた「クォン・ソンニュル」という人物は、
ミステリアスで回を重ねて行く度に色々な顔を見せてくれました。
・普通の青年
・復讐に燃える青年
・母を思う姿
・互いを思いやり「同士」となった姿etc
現実の世界で、身近で大切な存在との別れを経験した「やるせない想いや喪失感」さえも
画面越しに伝わってくる感じがして、
脱ラブコメになってしまいそうな位なイメージチェンジをした作品になったと思われる。
※blog内では各 俳優さんを呼び捨てに書いておりますが、
各々の俳優ファンの皆様を尊敬しておりますのでご了承下さい